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the The

現在盛夏展の最中です。
いつもBGMは気分で2、3枚CDを選び適当に流しているのですが、
今回は一枚に徹してみようかなと。

というわけで今日は久々に音楽の話。

私は青春時代、さんざんUKもののライブに行っていた口ですが、その記憶の中でも燦然と輝くライブがあります。
世の中がローリングストーンズ初来日で盛り上がっていた時分のこと。
私もご多分に漏れずこれを見逃したら一生後悔するぞとなんとかチケットをゲットし、
幸運にも東京ドームのアリーナ席でミックの生声(?)とキースのギターetcを聴く事ができた訳です。

さて、そのストーンズ初来日、どうだったか・・・・・。
実は????でした。
ミックの声は反響してこだまが返ってくるし、
どれがキースのギター音かもわからないほどの音の悪さに
仲間とドームから駅に向かう帰り道
正直”果たしてこれは見逃したら一生後悔するものだったんだろうか?”と言葉に出してしまったほどでした。
(それから何度かドーム公演行きましたがあそこまで???だったライブは思い出せません。
ただし、あくまで個人の感想ですからファンの人は気を悪くしたらごめんなさい。
言っておきますが私もストーンズ自体は大好きです。)


さてそのローリングストーンズの初来日公演から
1日2日遅れて、中野サンプラザで観たライブが、
マットジョンソンがジョニーマーを連れてやってきた
”theThe"の来日公演でした。
実はこれが私の記憶の中で燦然と輝くライブです。

まず会場にはいるとすでに客電は落とされクジラの鳴き声(後から雑誌で読んだ)が流れていました。
そこに現れたブラックデニム上下を着て拡声器を持った坊主頭の修行僧みたいな主役マットジョンソン。
この顔です↓
RIMG0005.jpg
ど迫力!
でかかったし(笑。
(実際 the Theというのはこの人のソロプロジェクトで最近はそういうのよくありますが当時は珍しかった。)
その傍らにはあのジョニーマーが!
凝った演出など一切ない音のみの真剣勝負、、、、。
にこりともせずにたんたんと進行されるライブ、多分MCもほとんどなかったかと。
みんながかたずを飲んで見守るような緊張感。
(ジョニーマーにいたっては観る前はほんとはスミスで観たかったなぁとの思いもあったのですが、そんな思いもすっとんでいきました。)

すげぇ・・・・・・・・。

そんなわけで直前で観た大掛かりなストーンズ初来日公演は霞んでいったわけです。
(さんざんあのと前置きしているジョニーマーとは元あのTHE SMITHS のギタリストなのですが、それは当時英国ロック好きの中ではとんでもなく抜きん出たバンドでした。)

↑の”MIND BOMB"の中に入っている唯一のポップチューンでシングルヒットした
"The Beat(en)Generation "(ビートンジェネレーション)という曲があったのですが、
アンコールまでやらなかったため、
しびれを切らせたオーディエンスが舞台袖から出てきた彼らに向かって
”ビートンジェネレーション!!”と叫ぶとそれに対し、
マットジョンソンは首を振ったわけです(笑。
(結局最後までやらなかった。)
それも物足りない反面、カッコいいぃ~と思ったっけ。

そう、今回のSoundmanの盛夏物はクラシックマリン&リゾート色が強いのですが、
テイストとは全く関係ない重厚なマットジョンソンの声とジョニーマーのギターサウンドを満喫できる前述の
”MIND BOMB”をBGMとさせていただいております。
久々にじっくり聴きましたがやっぱカッコよいです。
意外に違和感ないし、、、、ホントかな!?(笑。



  1. 2010/02/17(水) 12:14:06|
  2. MUSIC
  3. | トラックバック:0

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CHIHIRO IMAI

Author:CHIHIRO IMAI
Soundman (サウンドマン)デザイナー

【BRAND CONCEPT】
テーラード、ワーク、ミリタリー、スポーツとカテゴライズされる20世紀に完成した男服のディティールを掘り下げ、21世紀の視点からリ・デザインするStylish-low-teck clothes (スタイリッシュ・ローテク・クローズ)。


【Soundmanは全国のセレクトショップにて展開しています。http://www.soundman.jp】

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