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断捨離・・・・できず。

東京は比較的好天候に恵まれたG・W。

秋冬物生産に入る前のひと時、例年やることがある。

それは参考にする古着やら残反を詰め込むために借りている倉庫の整理。

今回は気合いを入れて断捨離なるものを断行するつもりで臨んだ。

とはいえ、生地やら過去のサンプルはむやみに捨てるわけにもいかない(いちおう会社なもので)し、

古着は今使わなくてももしかしたらこの先必要になる可能性は捨てきれず・・・・。

というわけで確実に捨てても良いものを厳選した結果。

こんなものが。

IMG_3350.jpg

'80年代半ば 〜'90年代前半くらいまでのrockin'on 、 CROSSBEAT などを中心とした洋楽ロック雑誌ダンボール4箱分。

上述した2誌に関しては毎月買っていたのだが、'94年でやめている。

当時好きな英国ROCK業界ではマンチェスターブームが去り、アメリカからグランジが台頭し、

それにあまり馴染めずに興味が薄れたことが原因だと思う。

今から思うとそのすぐ後からブリット・ポップというムーブメントが起こるわけで、

もうちょっと頑張っていたら今でも現役の英国ROCKファンでいられたのかもしれない・・・

そんなことを考えながら、捨てる前にもう一度とぱらぱらめくっていたら・・・・・・

面白くなり・・・・・

断捨離・・・できず。

そんなG・Wのひとこま。
  1. 2015/05/07(木) 11:14:57|
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倉庫にて発見!!

今日はサンプルピックをするため朝から倉庫へ。

ここには売らずに保管している過去に作成したサンプルや資料としての古着、

生地を置いているのだけど、それ以外の私物も多少ある。

たとえば古いファッション誌やカタログ、

今乗っている車はグリルを替えているのでもともとついていた純正のグリル、

はたまた以前乗ってたクルマに装着していたホワイトリボンタイヤ一本なんてものも・・・(笑。


目的のコートをピックアップして帰る準備を始めたところ、立てかけている生地の脇に積み上げた

段ボールの一番下の一個が気になった。

もしかして・・・・・

ひるがえして段ボールの塔を崩し、目的の一個を取り出した。




やはり・・・・



何が入っていたかというと・・・


CDアルバムが200枚ばかり・・・・・!!!!


それも結構、自分がよく聴いていたラインナップである。

特にどこに行ったか探せず、かといってアマゾンあたりでは中古で5000円くらいになってしまっており、

購入しようとして踏みとどまっていた。こんなアルバムも!!



007.jpg

昔 当ブログでも取り上げたペイルファウンテンズのマイケル・ヘッドが解散後に結成した

SHACKというバンドのZILCHというアルバム。

大興奮である・・・・!!

(もっとも自分でしまってそれを忘れてただけなのだが・・。)

アトリエに帰ってきてテーブルの上で種別に分けたりしていたらほとんど夕方になってしまった。

005_20120114234818.jpg

改めて自分で自分のコレクションを再認識すると忘れていたことも多々。

例えば、デビッドボウイのアルバム、こんなに持ってたんだとか、

ジャンルで分けると思っていたより偏りが少ないとか(結構BLACK MUSICやレッド・ツェッペリンなどの王道もある) 。

そんなわけで土曜日のこんな時間にブログなんぞ書いているのである。

それにしてもこれ全部はiPhoneには入らないよなぁ~、、、、。

*早速 前述のSHACKとRIDEというバンドの3rdと再結成して盛り上がっているSTONE ROSESの1stなんぞを入れました。これから電車通勤も楽しくなるかと(笑。




  1. 2012/01/15(日) 00:06:58|
  2. MUSIC
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ベスト・ライブはこれ。

ここのところ、iPad2を手に入れ、毎晩のようにyou tubeを徘徊するようになった。

何を観ているかというと、自分の青春時代に聴いていた音楽の動画。

前回のブログの題材にしたスタイルカウンシルに始まり、

ザ・ペイルファウンテンズ~アズテック・カメラ~ロイド・コール&ザ・コモーションズ~ハウス・マーティンズな

んていうネオアコバンドの動画サーフィン。

U2、クィーン、スティング、レッド・ツェッペリンなどが一堂に会した80年代の反アパルトヘイトの

大イベント”LIVE AID"のライブ動画など。

気が付くともうこんな時間だなんてこともしばしば、、、、おかげで睡眠不足気味(苦笑。

しかし、すごい時代になったものである。

クリックひとつで”プリファブ・スプラウト”のライブ動画を観ることができるなんて!

UKのインディーバンドなんて当時は音聴いて、ロック雑誌で写真見てこんな人達がやってんだと頭の中で

合体させてたものだ。

ゆえに今の若者は想像力が乏しいのか・・・・?




まぁ、それは置いておいて。

実は昨夜見つけた動画にすぐ寝つけないくらい興奮した。

それはあるバンドのライブビデオ。

その話は過去にここにも書き連ねた。

重複するが、当時巷ではあのローリング・ストーンズが初来日公演を行うということでえらく盛り上がっており、

便乗して自分も東京ドームに行ったのだけど、

それと同時期に中野サンプラザで観た、

解散したばかりの元スミスのギタリスト”ジョニー・マー”を引き入れた

マット・ジョンソン率いる(というかそもそも彼のソロ・ユニット)The The の来日公演にノックアウトされてしまった。

それと同じツアーのライブ動画である。

実はこのビデオ、持っていたはずなのだが、たぶんもう20年以上実家のどこかの段ボールかなにかの中。

というわけで昨夜はいくつかのパートに分かれているこれを全て鑑賞した。

これは自分が観たLIVEの中でベスト1であり、(厳密にはこれじゃなく来日公演)

確か直前に観たローリング・ストーンズのLIVEは吹っ飛んでしまった。

とにかくマット・ジョンソンが”Are you ready?Johnny"という冒頭の掛け声からしてしびれる!




やはり、、、、カッコよい!!!
  1. 2011/07/01(金) 14:32:56|
  2. MUSIC
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様式評議委員会。

CharやらKISSでROCK MUSICというものに目覚め、
JEFF BECKを神と崇め、
エレキギターを手にしてヤングギターやミュージックライフを
バイブルにする中学生にとって、
突然現れた(かのように思えた)パンクロックというのは言わば対岸の音楽、
ストレートに認めたくないジャンルの音楽であった。
またなんだか聴いちゃいけないみたいな怖さを感じていたな・・・。
今から思うとそれこそがROCK MUSICなのだけど。

時は流れ、千葉の田舎から東京が生活の拠点となった頃。
(そろそろLPからCDへ移行し始めた頃でもある。)
自分の音楽ライブラリーはここにもお気に入りのバンドとして書き連ねた
ポリスやU2、エルビス・コステロやらのメジャーネームから
英国インディーズのカテゴリーのザ・スミスやらロイド・コール&ザ・コモーションズ、
ペイル・ファウンテンズ、、、etcってな感じになっていた。
中学の頃、怖さを感じていたパンクというジャンルの音楽も一通り聴いたし、クラッシュなんかは大好きになった。

ただ、、その一連の流れの中で
一つだけ大声で”好きだ!”というのを避けていたというか、
俺なんかが言っちゃまずいだろと思っていたバンドがある。

7fcaa5dc.jpg


名前を

”The Style Council" (ザ・スタイル・カウンシル)”
という。


言わずと知れた
The JAM の解散後、その中心人物であった”Paul Weller( ポール・ウェラー)” 率いるバンド(ユニット)であった。
名前からして”様式評議委員会”と来た。
略して”スタカン”。
音もメイジャー7thコードが鳴り響く当時流行っていたカフェバー(行ったことなかったけれど)にぴったりのもの(に聴こえた)、、、、。
要はカッコよすぎたのだ。

”オレ、”スタカン”スキナンダヨネ・・・・・・”

というのがなかなか言えなかった。
敷居が高かったんだよね。
特に抜きんでたポールのファッション・センス。

それでもインタビューでポールが”ホワイトリーバイスがいい!”と言えばそれをチェックし、
ステンカラーのコートにスクールマフラー、、、なんて恰好も当時流行っていたDCブランドの
お店で10回払いで買ったり、多大な影響を受けていたのは事実。
style20council.jpg


のちアパレルでバイトし始めたり、ブラックミュージックやらジャズやらも
聴きかじるようになり、
ようやく
”オレ、”スタカン”スキナンダヨネ・・・・・・”
と言えるかなという頃、スタカンが来日した。

忘れちゃったけれどかなり気張ってお洒落したつもりで行ったかと思う。

どんなスタイルで出てくるのかなと胸を弾ませていた自分の前に現れたのは
Tシャツにショートパンツ、、、首にホイッスル下げたポール・ウェラー先生だった・・・・・。
最先端を走る男は当時出たてのハウス・ミュージックに影響を受け、そんなことになっていたのであった。
見事にすかされたわけで、、、、やはり先を行く男は違うんだな~と思ったっけ。

さて、今回このブログに、
そんなスタイル・カウンシル、、というかポール・ウェラーを取り上げたのは、
当時の彼のスタイルが気になって画像や you tubeで動画 検索したりしている自分がいるからである。
実際Loakeのシューズを連続して買ったりもして、なんだか80年代UKがマイブーム。
少なからず、来春の企画には反映すると思う。

今なら
”オレ、”スタカン”スキナンダヨネ・・・・・・”
と言ってもよいでしょ。

P.S 言い忘れたけれど自分のおすすめのアルバムは一番上の画像にある"Our Favourite Shop"
アルバムジャケットも含めてフェイバリットである。
特にDCリーの歌声が冴える”The Lodgers"という曲が好きである。
(歌詞とサウンドのギャップもすごい。)
  1. 2011/06/28(火) 12:18:51|
  2. MUSIC
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天国では仲良く!シン・リジィ ”BlackRose"

先日、ギタリストのゲイリー・ムーア氏が亡くなったということをネット・ニュースで知った。
FMラジオでも流していたからそこから知ったかもだけど、やはりネットが無ければ知らないまま過ごしていたかもしれない。インターネットのおかげだ。

NEWSを知り、発売当時アナログ盤で持っていた、この人が一時期在籍していたシン・リジィの”Black Rose"というアルバムを思い出した。
SS500.jpg

発売は1979年だから自分は英語の歌詞が乗った音楽を聴き始め、ギターを手に入れたばかり、
それが主役のいわゆる当時で言うハードロックというものこそがROCKだと思い込んでいた時期だ。
当時、ギター雑誌を賑わしていた凄いギターを弾くゲイリー・ムーアがいるシン・リジィを聴きたくてがんばって買ったのだと思う。
シン・リジィを聴くのではなくゲイリー・ムーアを聴くために買ったのだ。
当時はレコードを買ったらカセットテープにコピーして何度もそのギタープレイを聴き返すことばかりしていたから多分ゲイリームーアが活躍しない曲は飛ばして聴いていたのだと思う。

そして当時このアルバム聴いてどんなことを思ったかというと、
”なんだか、、、シン・リジィって柔いかも、、、、、、。”

ヤングギターが一番の愛読紙の子供にとって、ギターのリフのカッコ良さやトリッキーなギターフレーズより曲本来のメロディやボーカリストの個性が勝っているような曲はだめなのだ、、、、。
そしてシン・リジィはまさにそんな曲が多いバンドだった。

その後すぐゲイリー・ムーアは脱退する。
そのまま自分もこの後のシン・リジィのアルバムを買う事もなく、このアルバムを頻繁に聴く事もなくなった。

さて、その後、自分にも大きな音楽の嗜好の変化があり、
ギターの音も歪んだ音より歪まない音、単音より和音を重視したものを好むように、
またスタイルも長髪より短髪、黒いテカテカした革ジャンやら破れたデニムより
BDシャツやホワイトデニムやら3つボタンスーツの方がカッコよい!と。
具体的にはU2,ポリス、コステロなどからここにも何度かネタとしてあげたスミスなどのネオアコースティックのバンド、R&Bや時にスプリングスティーンなどのアメリカものまで、、、、
まぁ、このまま好きになった音楽を挙げていったらきりがない(笑。
というわけで何が言いたいのかというと以下になる。(前置き長過ぎ、、、、、。)

実はこの度のゲイリー・ムーア氏の死去のニュースを受け、
急にこのBLACK ROSEを聴きたくなりDLした。
昨日からずっと聴いているのだけど、
これがハードロック好きのギター小僧から様々な音楽を聴く洋楽好きの青年となり、
音楽が生活の中心からは外れた位置になり、人生の折り返し地点を過ぎた自分が今改めてこいつを聴くと
素晴らしすぎる!のだ。

メロディアスでポップでなおかつギターが泣いている。
またその中心にはボーカリストでありスポークスマンであるフィル・ライノットの声とベース。
アイリッシュサウンドを意識した大作のタイトル曲である”BLACK ROSE"やヒット曲(だった気がする)の”アリバイ”など名曲目白押し。
それにゲイリーの出番が無いじゃないかとガキの頃は飛ばしていたであろう”My sarha"って曲なんてまるで20代前半、自分がはまりまくっていたエルビスコステロのようじゃないか!?
ガキの頃の自分じゃこれは理解できなかったわけである。

80年代半ばで急逝したフィル・ライノットとゲイリー・ムーア、今頃天国で再会しているのだろうか?
2人はいろいろあったようだけど、今度は仲良くやってください、今になって凄さに気づいてごめんなさい。BLACK ROSE めちゃくちゃカッコよいです!

コアなゲイリー・ムーアファンの皆様、大して彼のことを知りもしないでブログになんぞ取り上げて失礼しました。でもこの人が凄すぎるということは重々承知であります。合掌。















  1. 2011/02/09(水) 16:15:51|
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プロフィール

CHIHIRO IMAI

Author:CHIHIRO IMAI
Soundman (サウンドマン)デザイナー

【BRAND CONCEPT】
テーラード、ワーク、ミリタリー、スポーツとカテゴライズされる20世紀に完成した男服のディティールを掘り下げ、21世紀の視点からリ・デザインするStylish-low-teck clothes (スタイリッシュ・ローテク・クローズ)。


【Soundmanは全国のセレクトショップにて展開しています。http://www.soundman.jp】

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