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Soundman BLOG

天の邪鬼ではない・・・・。

天の邪鬼=へそ曲がり

だとしたら自分は天の邪鬼ではないと思う。

ただ単に選ぶものがあまり世の中に出回っていないものだったり、少数派だったりすることが多い・・・だけ。

単に感性の問題・・・・そう思っているのだけど・・・。

写真 2
写真 1

ここ何年もいつでも絵が描けるように常にバッグの中に入れていたRHODIA の方眼ノートパッド。

サイズはA5で縦仕様、ダブルリングで表紙・裏表紙ともプラスチックを使用しているため丈夫。

名前の通りメタリックをイメージするオレンジ×シルバーのカラーリング。

あのRHODIAにつき書き心地も当然良い。

自分にとってはパーフェクトなアイテムでした。

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目安は1シーズン1冊、裏表使うので160ページです。

何年か前にこのメタリック・シリーズが廃番になったことを知り、ネットで探してそこにあった在庫をまとめて買い使ってきました。

それがとうとうなくなりました。

2015年春夏企画をするにあたり使い始めたのが同じRHODIAのクラシック・方眼ノートパッドというこれ。
P1070193.jpg
縦型のA5でダブルリング&ページ数(160P)なのでこれで大丈夫かと思いきや、

バッグに入れて数日で背表紙が外れる、、、。

ご丁寧にノートにミシン目が入っているので気がつくとばらばらと外れてしまう、、、、。


これでは代替えにならない・・・・・。

というわけでここ数日ネットサーフィン、東急ハンズ、大手から小さい文房具店行っては希望の

"A5 縦型 ダブルリング ミシン目なし 表紙裏表紙頑丈 方眼ノートパッド”

を探したのですが、、、、

結論からいうと何かを妥協しないと無理でした。

だいたいA5 縦型方眼自体が稀少です。

一つマイナー(失礼)なメーカーで近い物がありましたが、

それって、、、また手に入らなくなる危険性大。

まぁ、昨今の流行かどうかわかりませんが、ミシン目も入っていたし、、NG。



そんなわけでがらりと視点を変え、

方眼ノート A5 は遵守しましたが、縦型はあきらめ、尚かつリングもあきらめ、

頑丈で、、、、何よりベストセラーもの=廃番にならなそうなもの

というものに落ち着きました。

P1070192.jpg

業界人御用達のMOLESKINEの方眼ノートパッド(厳密に言うとA5サイズではなく独自のサイズでしたが)。

これで来春夏企画に臨みます。





でも・・・・多いんだよね、これ使っている人・・・う〜ん・・・・・?

そう思うってことは、やはり天の邪鬼・・・・か(笑。



*でも一番なのは、メタリック・シリーズA5です。

 なんとかRHODIAさん、復刻してもらえないでしょうか?

 他にもこんな思いをしている天の邪鬼はいる・・・と思うよ。






  1. 2014/05/22(木) 15:02:25|
  2. 四方山話
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エレガンスの流儀

この春、電子書籍リーダーのKindle を購入して以来、

小説やエッセイはもっぱらそれになっていたのですが、

仕事で資料になるような洋書や写真集はそうもいきません。

当アトリエ近所ということもあり、代官山蔦屋書店はそういう探し物にはぴったり、

おかげで青山や渋谷の洋書屋さんにはとんと行かなくなりました。

さて昨日、春夏企画真っ最中の気分転換もかねてその蔦屋書店へ。

そこで思いがけず、写真集や資料集ではなく一冊のエッセイを購入しました。

加藤和彦さんのエッセイ集です。

2009年に故人となられた加藤さん、帯には最後のエッセイ集とありました。

昨日夕方に購入し、アトリエで最初だけのつもりで読みだしたのですが、

あまりの面白さに最後まで読んでしまいました。

20代後半~30代初めまで、英国のクラシックなスーツスタイルに傾倒していた自分にとって

英国スタイルの加藤和彦さんは憧れの人でした。

一見普通に見えるネイビースーツを着られているだけなのに恐ろしくカッコよい。

やっぱり身長があるから?手足が長いから?????

いやいや、、、そんな単純なことではなく、

そこには加藤さんの極めた奥深い流儀があったからなんだと改めて認識しました。

英国的流儀、、エレガンスという概念、、、。

この概念こそが服を着こなす上での究極の帰結であると言い切る加藤さんは、

かのウインザー公を評してエレガンスな感じがしないと切り捨てる。

ウインザー公を見てエレガンスというものが逆説的にわかると・・・・。

(加藤さんはそのウインザー公も研究し、ほとんどのワードローブを把握していたそうです。)

我慢がない・・・。

そうエレガンスとは我慢の美学。

正直、流行を多少意識した既製服を作っている自分には耳の痛い箇所も多々ありましたが、

目からうろこのエピソードだったりがいっぱいのためになる一冊。

男の立ち振る舞いとはなんぞや???など

いろいろ考えさせられました。

やっぱり長く生きてもらってもっとこういうエッセイ読みたかった。

お勧めです。

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  1. 2013/07/23(火) 13:01:07|
  2. 四方山話
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この秋の買い物。

ぐっと寒くなった東京。

来春はやや例年より早めの立ち上がりになるというのもあり、

2012SPRINGの生産に追われる日々です。

結構な肩こり&腰痛に悩まされる日々とも言える、、、、。

というわけで一休み代わりのブログ更新(笑。




去年の秋も書きましたが、

この秋自身が購入したSoundmanアイテム紹介という自己満足ブログとさせていただきます。

(まぁ、基本的にはサンプルが多いのですが。)

まずはシャツから。


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やはりBDは基本。


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この2つは同じ柄の色違いを別モデルで。オーバーダイのビエラチェックはこの秋のシャツでは一番人気でした。



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これは自身初のダウンベスト(というかこれしか持っていない)80'sのデッドストック・Woolrichに合わせて着ています。


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裏毛サイクル・フーデット・パーカー、その通り普段、自転車で動く時に重宝しています。


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この⑥&⑦は最近こいつ↓の下に着ることが多いです。


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この間、取引先さんに話したらびっくりされていましたが、実はこのBirmingham JK、、個人的には初めて購入、、。
着用してみての感想、、、



やはり うちを代表する一着だけあっていいわぁ~(笑。
自分で言うのもなんですが、よく出来ています。
というわけでいきなりこの秋はヘビーローテーションアイテムになりました。




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やはりこれも重宝です。去年のGlassgow JKなんかに合わせてコーディネートしています。
最近はダウンベストですが、ちょっと前まで④の上に重ね着していました。


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ヘビーローテーションのチノパンツ。春買いそびれたので、今回は逃さず、、。
そういえば今年はボトムこれしか購入していない、、、ということに気が付いた。



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人気のハリス Newcastle、、自分用にオーダー済みだったゆえ、ご勘弁を。



で今迷っているのが、こいつ
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どっちの色かな・・・・・。


その他、没サンプルとか去年の在庫からとかぼちぼち購入していると、、、

Soundman ワンブランド・フルコーディネートになってしまうのです(汗。

間違いなく、自分が世界中で一番のSoundmanFUNは自分だと言い切れます、、、(笑。


これ書いたらボトムがもう一本欲しくなってきた、、、、、、、。

皆さんの物欲を刺激できたら本望です。

(と自身の物欲を正当化しているだけとも言いますが、、、。)


  1. 2011/11/14(月) 18:04:25|
  2. 四方山話
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桜 咲く!

例年 目黒川の桜の画像をブログにアップしていたのですが、
昨日まで、週末あたりの満開のタイミングみて写真撮ろうなんて構えていたのですが、
お昼に目黒川界隈を歩いたら

満開じゃないか!!!!

というわけで
急遽アップです。

RIMG0068_20110406174903.jpg

目黒川も結構な人で賑わっていました。
震災後、なんだか東京も元気がなかったのですが、ようやくいつもの活気が戻ってきました。







さて、Soundman+αの秋冬企画も、ようやくゴール地点が見えました。
いよいよラストスパートです。
いつも通り肩から腰までがぱんぱんですが、満開の桜に元気もらって乗り切れそうです(笑。

展示会の詳細は近々お伝えしますね。




  1. 2011/04/06(水) 17:48:15|
  2. 四方山話
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黒い森

アールデコ調に飽きた訳ではないのですが、シンプルなフォーマットに戻しました。

春の展示会も一段落。
今何をやっているかというと、春の量産の発注やら夏の企画やら、はたまた次の秋冬の生地見たり
という頭の中に春夏秋冬が混在するというカオス状態。
息抜きにiPhoneでアマゾン見ていたら気になる本があったので思わずポチっと、、。

で届いたのがこれ。
RIMG0006_convert_20101208205007.jpg

アルミでもカーボンでもなく鉄、、いわゆるクロモリと呼ばれる素材を使ったクラシックなタイプの自転車の本。
Soundmanも時々お世話になるエイ出版さんから出ていたもの。

ここのところ最新のロードバイクというと軽いカーボン素材を使ったものがもてはやされていましたが、
なんだか最近このクロモリ素材を使ったホリゾンタルという三角形のフレームのオーソドックスなスチールロードバイクの
人気が上がってきている、、、、らしい(?)。
若い人たちに人気の競輪選手が乗るピストバイクからの流れもあるのでしょう。あれもクラシック&シンプルですからね。

実はうちにあるロードバイク、MTB、折り畳みは全てクロモリフレーム。
要は鉄の細いフレームが好きなんです。
こういう傾向はうれしくもあるけれど、ブームであまり街に溢れてしまうとなんだかなぁ~、、、という複雑な感じです。

とはいえ、自分の場合好きなのはクラシック一辺倒ではなくクラシックなクロモリのフレームにカーボン素材を使ったパーツ入れたり、エアロのホイール履かせたりといったいわばクラシック+モダンなバイク。
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これって結局自分の物作りの考え方と共通なのです。
おまけにロードバイクはアメリカ、MTB&折り畳みはイギリスのブランドっていうのも基本通り、、かな?

ただ、今一番欲しいのがイタリアのロードバイク(もちろんクロモリ)になってしまっているというところが悩みだったりするのだけど、、、、(汗。



  1. 2010/12/08(水) 20:41:31|
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プロフィール

CHIHIRO IMAI

Author:CHIHIRO IMAI
Soundman (サウンドマン)デザイナー

【BRAND CONCEPT】
テーラード、ワーク、ミリタリー、スポーツとカテゴライズされる20世紀に完成した男服のディティールを掘り下げ、21世紀の視点からリ・デザインするStylish-low-teck clothes (スタイリッシュ・ローテク・クローズ)。


【Soundmanは全国のセレクトショップにて展開しています。http://www.soundman.jp】

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